竹の熊の店舗

小国郷と杉

逞しく、美しい小国杉

山林に囲まれた南小国は林業が栄え、小国杉の植樹は今から250年ほど前の江戸時代に始まりました。
またさらに遡ること約900年前にはこの地方が「椙(杉)山」と呼ばれていた記録が残っており、古来から小国の地には杉の木々が根付き、人々と永く共生していたことが窺い知れます。

寒暖差が大きく雨も豊富な山間地ならではの気候で育つ小国杉は、しなやかで強度が高く、目の詰まった美しい木材として知られています。
竹の熊では建築はもちろんのこと、食器から料理に至るまで、厳しくも豊かな自然に囲まれたこの地域を象徴する小国杉を活用しています。

小国杉と水の建築

刻々と移ろいゆく風景

美しい里山に囲まれた田園風景の中にある竹の熊は、南小国を象徴する小国杉と清らかな水をふんだんに活かして設計されました。
杮葺きの屋根、磨き丸太の棟木、杉皮葺きの天井や藩屏など、日本の伝統的な工法や建築様式を現代の視点で見つめ直し、小国杉を余すことなく使って多くの地元の職人たちの手仕事により竹の熊の店舗はつくられました。

敷地内には目の前に広がる田園と繋がる大きな水庭があり、開放的な板の間では心地良い風を受けながら水上で料理をお召し上がりいただけます。
水面に反射する光に照らされ、店内の景色は刻々と表情を変えていきます。
どなたさまもゆっくりとくつろぎながら、移ろいゆく南小国の風景と建築をお楽しみください。